2003年のわたくし

番外編 Z1000にハマった茶々氏の長〜い一日

それは、2月の終わりの日曜日のことだった・・・

茶々氏から、「KGRSの申し込みをしたいのでプロキヨさんの住所を教えてほしい」と言われたので

それなら自分で案内したほうがはやいと考え、待ち合わせて一緒にPROSHOP KIYOを訪れた。

しかし、立て込んでいたので、少し時間をつぶそうと展示車を見て回ることになった。

2階に上がり色んなバイクと向き合っていたのだが、大型教習を修了したばかりの茶々氏の興味は、

自然と大型車へ、そしてその中でも出たばかりのZ1000に向かっていった。

私は無責任に後ろから「買っちゃえ買っちゃえ…」と”悪魔のささやき”をしたりして、からかっていた。

とはいえ、以前に聞いた話では、茶々氏はFireStormやCBR600RRなどを狙っていたはずなので、

全くと言ってもいい程ジャンルが違うZ1000は、あくまでも「比較対象」でしかないと私は思っていた。

 

ところが・・・

ようやく順番が来て、KGRSの申込書をもらった時に茶々氏はこう言ったのだ。

「あのーZ1000っていくらぐらいになるんですか?見積もっていただけます?」と。

それを聞いた販売担当の小原氏は、気さくに、

「あ、ちょうどいいから試乗車にまたがってみたら?」とこたえ、

並んでいるバイクの中からまたがれるように引っ張り出し、エンジンまでかけたのだった。

「ほら、ONにするとチェックを兼ねてメーターが一回りするでしょう」

「隣のZX-6Rよりもまたがった感じがすっごい楽やし、これで遊んだら楽しそうやなあ」

小原氏は、本当に楽しそうに試乗車にまたがらせてくれたのだった。

 

これで茶々氏の心に「火がついてしまった」ようで、KGRSの申し込みはそっちのけで

展示車の前に戻って「黒がいいかオレンジがいいか」等々真剣に悩みはじめ、

そうこうしているうちに、とうとう小原氏とローンプランの相談まで始めてしまい、

気が付いたら「御成約」となっていた()。

私はその間、茶々氏の中でZ1000の存在が大きくなっていることはわかっていたが、

最後の最後まで、地元(大阪)でもないこの店(神戸)で買うとは思ってもおらず、

ただ単に、彼の周りで適当にちょっかいを出していただけだったのだが、

本当に契約が行われるとわかってからは、何か不思議なものを見ている感じで

「これも縁と言うのだろうか・・・」とぼんやりと思うばかりだった。

結局、滞店時間は4時間を超え(!)店を出た時には辺りは真っ暗になっていた・・・

 

後日、晴れて大型免許を取得した茶々氏が、納車に訪れた時の写真がこれである。

その後、茶々氏からは事あるごとに「ハメられた(笑)」と言われているのだが、この事は

私そして小原氏も、お互い「見積もりだけだと思っていて、まさか買うとは思っていなかった」

と語り合うほど予想外なものであったことだけは、改めて強調しておきたい!!

また、買ってからツーリングデビューするまでの1ヶ月以上、彼が周囲にZ1000を買ったことを

秘密にしていたため、こちらも口外する訳にいかず、非常に苦労したことも付け加えておく。

ともあれ、茶々氏の今後のバイクライフに幸多からんことをお祈りして、筆をおくこととする。

以上

 


03/04/07 update
加筆・修正(4/8)
修正(5/28)
04/08/09 flash追加
04/10/20 掲示板LINK適正化
05/03/15 配置変更
06/01/15一部削除